Tailscaleって何?
Tailscaleとは何か、を改めて調べて説明するタイミングになりました。私の言葉で整理しておきます。
Tailscaleとは
Tailscaleは、複数のデバイスをE2Eで暗号化しながらP2Pで接続するネットワークサービスです。
以下に公式の情報があります。技術的な詳細は、公式を参照してください。
https://tailscale.com/docs/concepts/what-is-tailscale
要は、VPNに変わるネットワークソリューションでリモートワークやエッジデバイス、CI/CDパイプラインで効果を発揮します。よく紹介される良い点・強みは以下の二つです。
- P2P接続なので、単一障害点が減って、安定性・信頼性が高まる
- アカウントを作って認証するだけなので、セットアップが手軽である
提供会社
新しいサービスを利用する際、私はサービス提供会社を調べます。今回も調べてみました。といっても、Claudeで調査した情報を記載します。
- 提供元の会社:Tailscale Inc.
- 本拠地: カナダ
- 設立: 2019年
- CEO: Avery Pennarun(共同創業者)
- 従業員数: 2026年3月時点で約304名
- ステータス: 非上場(ユニコーン企業)
出典は以下です。
日本での導入事例
新しいサービスの場合、日本での導入事例を聞かれることもあります。今回も探してみて、見つかったものを記載しておきます。
- メルカリ
- 一休
ネットワークソリューションであることもあり、そこまで公開された事例は見つかりませんでした。ただ、Tailscaleの公式サイトを眺めていると、車の自動運転、有料道路のネットワークでも利用されているとのことです。社会的に信用される仕組みであることは推察されます。
https://tailscale.com/blog/patterns-from-the-field-pain-points
簡易的なハンズオン
というわけでとりあえず動かしてみましょう。手順は公式のクイックスタートを参考にします。
https://tailscale.com/docs/how-to/quickstart
私は、MacBookAirとiPhoneを利用しています。とりあえず、次の状態を目指します
- 自宅のLANに接続されているMacBookAir上で、Webアプリケーションを起動する。
- iPhoneで自宅のLANに繋がず、キャリアのネットワークからMacBookAir上のWebアプリケーションにアクセスできる。
以下がやったことの概要です。
- Tailscaleにサインアップする
- トップページから「Get started」を実行して、サインアップ。
- 利用用途やTailscaleを知った場所を聞かれるので答える
- macOSにTailscaleをセットアップする
- tailscaleにログインしたブラウザでmacOSを選び、tailscaleのアプリをダウンロード
- ダウンロードしたアプリをインストールして、ネットワーク系の設定操作を許可し、VPNをセットアップ
- アプリを起動してアプリにアカウントを紐付け、tailscaleのブラウザから接続されていることを確認する
- iOSにTailscaleをセットアップする
- talscaleにログインしたブラウザで「iPhone&iPad」を選び、提示されたQRコードからアプリをダウンロード
- tailscaleのアプリをインストールして、iPhoneにVPN設定を追加する
- tailscaleアプリにアカウントでログインする。
macOS側でDjangoアプリを起動してみます。
私が慣れていると言うだけの理由でDjangoになってます。
uv add Django
uv run django-admin startproject config
uv run python config/manage.py runserver 0.0.0.0:8000
settings.py に ALLOWED_HOSTS = ['*'] を設定してサクッと確認します。
この状態で、iPhoneからアクセスしてみるとDjangoアプリが見えました。
ちなみに、tailscaleネットワーク上でHTTPSを有効化することもできるようです。私が現時点で試したことありませんが、公式ドキュメントでは以下に記載があります。